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2012年4月19日木曜日

両辺を微分・積分

方程式の両辺を微分するとき、未評価のまま微分したいときは
map関数とlambda関数を併用する。
( 'diffではうまくいかない )

maximaでは両辺に対して同じ作用(関数を適用)するときは
map関数を使う。

lambda関数は匿名の関数を作る( 使い捨て )。
map関数は作用させる関数の引数を1つしか取れないので
作用させたい関数をlambda関数で引数ひとつに集約する。


おまじない

wxMaximaのノートブック等で最初に書いておくと便利


reset()$
kill(all)$
ratprint:false$
simp:true$
linenum:0$

式の評価の抑制と実行


式の評価を抑制する(要素を名詞化する) ... クォートを付ける
抑制された式を評価する(要素を動詞化する) ... evflagのnounsオプション


2010年10月14日木曜日

Maxima の 操作(方程式)

両辺にaを (足す・引く・掛ける・割る)

通常の式の演算と同じように、方程式でも同様に両辺に作用する。

expr + a
expr -a
expr * a
expr / a






2010年7月9日金曜日

Maximaで式の変形と代入

ちょこちょこMaximaを使ってみて、今日気がついた事。

(1)
よくMaximaの紹介ページに「変数への代入は:を使う」とあるが、
代入操作でコロンを使うのはあまりよろしくないと思われ。
(このようなコロンの使い方は混乱の原因な気がします)

詳細なマニュアル等に載っているとおり、
コロンの用途としては「式に名前をつける」が正しいと思われ。

【式の名前】:【定義したい式 (方程式やリストでも可)】

例)

ix) Newton : F=m*a ; /* [F=m*a]の式にNewtonという名前をつけた */
ox) F=ma


(2)
上記のように名前をつけた式であれば、
例えば変形してaについて解く場合でも「solve( 式の名前 , 解きたい変数 )」が使える。

例)

ix) acc: solve ( Newton , a ) ;
ox) [a=F/m]


(3)
この式の変数に数値を代入するときは、リスト と subst( ) を使う。

例)

ix) param : [ m=10 , F=20 ];
ox) [ m=10 , F=20 ]

ix) ANS : subst ( param , acc );
ox) A=2.0

… いちばんやりたかった式の変形と代入がこんな形で出来ました。
半年もウダウダ悩んでしまった。

もちろん、この使い方があっている保障はありません。
正しい使い方を知っている人に聞いたわけでは有りませんので。