2010年7月9日金曜日

Maximaで式の変形と代入

ちょこちょこMaximaを使ってみて、今日気がついた事。

(1)
よくMaximaの紹介ページに「変数への代入は:を使う」とあるが、
代入操作でコロンを使うのはあまりよろしくないと思われ。
(このようなコロンの使い方は混乱の原因な気がします)

詳細なマニュアル等に載っているとおり、
コロンの用途としては「式に名前をつける」が正しいと思われ。

【式の名前】:【定義したい式 (方程式やリストでも可)】

例)

ix) Newton : F=m*a ; /* [F=m*a]の式にNewtonという名前をつけた */
ox) F=ma


(2)
上記のように名前をつけた式であれば、
例えば変形してaについて解く場合でも「solve( 式の名前 , 解きたい変数 )」が使える。

例)

ix) acc: solve ( Newton , a ) ;
ox) [a=F/m]


(3)
この式の変数に数値を代入するときは、リスト と subst( ) を使う。

例)

ix) param : [ m=10 , F=20 ];
ox) [ m=10 , F=20 ]

ix) ANS : subst ( param , acc );
ox) A=2.0

… いちばんやりたかった式の変形と代入がこんな形で出来ました。
半年もウダウダ悩んでしまった。

もちろん、この使い方があっている保障はありません。
正しい使い方を知っている人に聞いたわけでは有りませんので。

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